最近、私自身がハマっているものがあって、2種類の教室に行っている。
一つは、マンツーマンの個人レッスンで、私自身のことをよく見てくださって解決方法に
導いてくれる先生。もうひとつはいわゆるグループレッスン。
グループレッスンでは、当然のことながら先生にはそんなに見てもらえない。
でも、このグループレッスンにも充実したものがあって、それはいわゆる「人の目」。
他人の目なのである。辛い場面でも、隣の人が平然とやってのけると、
「自分もできる!」「もうひと踏ん張り!」
と思えるのだ。
後者をいわゆる「ピア効果」という。
しかし、グループレッスンでは先生の指示通りに果たしてできているのだろうか?
と不安になることもある。 おそらく先生は、教室全体が「できている方向」に
むかっていれば特段注意を与えず、
あまりにも教室全体と逸脱しているときには、個別注意に回っているようなので、
何も言われない限りは「合っているだろう」と推察する。
しかしその反面「本当に理解する」までには時間が掛かる。
なぜなら、個人レッスンで見てもらう機会で、私のやり方があまり的を得たものでは
なかったことを指摘されるからだ。
そして、そこで始めて「本当のやり方」を理解することになる。
では、自分が教える側に回ったときはどうか?
確かに「ピア効果」はものすごく感じる。 必ずしも少人数編成時の生徒さんの
進捗状況は良くはなく、2名レッスンのときは、相手側にものすごく左右される。
さらに、この相手がいなくなると、さらに甘える方向に行き、
進捗が思わしくない人がいるのも否定できない。